海外の最新法規制・改訂情報を提供し事業者のコンプライアンス活動を支援

CA Japan/シーエージャパン<化学物質管理支援会社>

化学物質,海外法規制,Illuminator,海外向けSDS(MSDS),緊急電話サービス,CHEMTREC(ケムトレック),TSCA/REACH、CLP対応

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リチウム電池ソリューション

CHEMTREC(ケムトレック)では規制が複雑化しているリチウム電池の輸送や試験データについてのソリューションを提供しております。リチウム電池を取り扱う事業者の方にご検討いただきたいサービスです。

リチウム電池の輸送

 ノートPCやスマートフォン、カメラや電子タバコなど、多くの人がリチウム電池が内蔵された製品は、電池性能の向上からより便利に身近になっております。しかし同時に、事故の報告も増えてきております。リチウム電池が過熱して火花を出しながら燃えたり、爆発したりする映像をご覧になった方も多いと思います。リチウム電池は外部からの熱源による熱暴走を起こす可能性があり、「危険物」の取扱を受けます。リチウム電池(および内蔵する製品)を出荷する際には国内および国際的な輸送規則を遵守しなければなりません。

 リチウム電池の使用が一般的になることで、リチウム電池の出荷時の事故も増加しております。米国連邦航空局の報告では、2015年から2017年の間に30件の事故が増加しております。

 リチウム電池を出荷する際に規制を遵守しなければなりません。違反した場合、違反ごとに数千ドルの罰金が課せられることとなります。

 リチウム電池の輸送規則は輸送方法(航空、車両、船舶)によって異なります。各々独自のガイドラインを持ち、リチウム電池を安全かつ適切に出荷する方法を定めております。中でも国際航空輸送の規制は厳しく、リチウム電池単体は貨物輸送機もにで許可され、旅客機での運送はできません。また、貨物機による航空輸送においても電池の充電率が30%未満でなければなりません。多くの企業は電池の充電試験をすることができないため、車両輸送(地上)または海上輸送のどちらかの選択となります。

 輸送方法に関わらず、リチウム電池を出荷する企業が対処しなければならない規制が多くあります。例えば、
 ・梱包要件:電池のサイズと数量によって異なる
 ・発送数:一度に同じ場所へ発送できる数量は限られる
 ・書類:電池の容量またはグラム量により異なる

 CHEMTRECでは緊急電話サービスのほか、出荷用書面やリチウム電池取扱マークやラベルを提供することができます。またCHEMTRECの緊急電話サービスは米国のリチウム電池出荷要件である「7§CFR49」に準拠しています。

CRITERION®<リチウム電池テストサマリー>

 危険物規則により、リチウム電池の製造者と販売者はサプライチェーン上の誰もがテストサマリーを利用できるようにすることが義務付けられています。

 この複雑な規制に準拠する負担を軽減するため、CHEMTRECはリチウム電池のテストサマリードキュメントの管理システムである「CRITERION®」を提供しております。

 CRITERIONはリチウム電池テストサマリーを保持し、テストサマリーの要求に応えることができます。お客様の要望に合わせてカスタマイズすることも可能です。